ベイスターズ対西武 スコアブック 3/24
先発投手は井納。5回1失点73球。
今季オープン戦初の8番ピッチャー。
ストライク先行でポンポン抑えられていました。4回まで失投はほとんど見られず、特にフォークがいいところに決まって打ち取れていました。5回は2本打たれ、金子もノースリーまでいってしまいましたがよく立ち直りました。見た感じでは調子は良かったのではないでしょうか。
二番手はエスコバー。アウト2つでスイッチ。
まあ打たれる気がしません。
三番手は三嶋。山川にはよく見られてしまいましたが、ストレートもスライダーもよく腕が振れていました。去年から引き続き、2013年や2015年に見せた球のキレが戻ってきただけでなく、粘り強くなった印象があり感動しています。
四番手はパットン。1回無失点。
パットンの存在はリリーフ陣、首脳陣の精神的支柱だと思うので、シーズン中の離脱や長期的に調子を崩すとチーム全体で崩れていきそうです。
五番手は山崎康晃。
フィールディングがイマイチでした。牽制を未だしていないことで有名ですが、バント処理で二塁に送球したところも見たことがありません。その分、打者にものすごく集中しているということでしょう。
六番手は国吉。
昨日はストレート中心でしたが、今日はスライダー多目でした。スライダーでカウントが稼げていた他、色々試している感じがしました。
守備では2回に三遊間の打球を大和がダイビングキャッチしアウトに。送球はハーフバウンドとなりましたが、取ってから素早く思い切り投げられたのも、ロペスへの信頼があってこそですね。実際にこの難しいハーフバウンドも捌いていましたし。
3回にも二遊間の打球を大和が上手く捌きました。セカンドが不慣れなソトということもあり、ゲッツーは取れませんでしたが、捕ってからの速さ、トスの正確さは能力の高さが光っていました。
打線は1番楠本、2番ソトのコンビ。
楠本は今日も好調。左投手からもしっかりスイングできていました。今は調子が良いのもあり、早いカウントでの安打が積み重なっていますが、調子が悪い時や追い込まれた時にどう対応できるかで楠本の真価が発揮されると思います。それくらい良いバッターです。
同じく好調の佐野にも一本出ましたが、三打席とも若干詰まっていた気がします。ただ、闇雲に振っている感じはしないので今シーズンも期待できます。